旅行を計画する際、時間の使い方は非常に重要です。限られた時間の中で、できるだけ多くの素晴らしい体験を詰め込むことができれば、その旅はより充実したものになります。そこで今回は、僕のスケジューリングテクニックをご紹介します。これらのテクニックを使って、時間を最大限に活用し、素晴らしい旅行を計画しましょう。
※今回、僕がご紹介するのはレンタカーを借りて沖縄本島を移動する内容となっておりますのでご了承ください。
1. 目的を決める【事前】
1日ひとつの絶対にやりたいことを決めましょう。(どのエリアの観光地、アクティビティ、食べ物やお店でもOK!)
まずは、旅行の目的を明確にすることが重要です。どんな体験をしたいのか、どのような場所を訪れたいのかを考えましょう。
その目的地周辺のアクティビティや観光スポットをまわることで時間の無駄を省き有意義な1日となります。
1番楽しみにしていることを体験できるので満足感も得られます!
僕の例:「人気の美ら海水族館は絶対にいきたい!」
2. エリアリサーチを行う【事前】
次に、目的地周辺と向かうルートのリサーチを行いましょう。
周辺の観光スポットや営業時間などを事前に把握しておくことで、途中での楽しみが増えてスムーズな移動計画を立てることができます。
僕の場合は行きたい場所を簡単に地図でマーキングしています。
そうすることで近くになにがあり、どういう順序でまわれば効率がいいか予想しやすいです。
僕の例:ホテルから美ら海水族館までルートをおおまかに検索してみる。
目的地周辺や到着するまでには他にどんな観光スポット、飲食店、お店があるのか調べてみる。
※営業時間までわかるとさらに順序の予定が組みやすい。
3. タイムマネジメントを考える【事前・旅行中】
旅行中は時間の効率的な使い方が求められますが、天気や急な予定変更に対応できるよう、予備のプランをいくつか用意しておくと安心です。予期せぬトラブルに備えて、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。特に、偶然見つけた魅力的なスポットに立ち寄るための時間も考慮しておくと、旅行の楽しさが一層増します。こうした柔軟な計画を立てることで、旅行をストレスなく楽しむことができます。
①朝食をゆっくり時間をかけて食べたので水族館へは最短で。近くのフクギ並木も行って瀬底島で夕陽をみよう!
②今日は曇りで気温が低いので観光中心にするぞ!パイナップル園などの観光施設を楽しみながら水族館を目指す!
③天気が良くドライブ日和!古宇利島まで遠回りして景色と水族館を堪能するぞ!
4. 初日、最終日の有効活用【事前・旅行中】
飛行機に乗る移動や準備だけで半日弱を費やしてしまうことが一般的です。移動日はホテル↔︎那覇までの移動や空港とレンタカーの貸し借りにかかる時間を考慮して、その移動途中に寄れるところでゆっくりと観光や買い物を楽しむ計画を立てると良いと思います。
特にショッピングや国際通りの散策を移動日に行うことで、観光中の荷物を減らす工夫ができます。
初日に購入してお土産を郵送するか、旅行の最後にまとめてお土産を買うことで、観光中の荷物を軽くすることができます!
移動日を効率よく過ごすことで、他の日を観光に充てることができ、旅行をより充実させられます。
僕の例:とある最終日の行動
11:00恩納村エリアのホテル出発 → 11:20恩納村道の駅で昼食 → 13:30レンタカー返却 → 14:00荷物を空港のコインロッカーへ → 14:30ゆいレールで国際通りへ → 買い物や食事を楽しむ → 17:30タクシー又はゆいレールで空港へ → 18:00荷物を引き取り出発準備(空港のお土産店散策) → 19:30那覇空港出発
5. フレキシブルに対応する【旅行中】
天候や渋滞や現地の混雑具合により計画通りに事が進まないこともあるかもしれません。そのようなときは、柔軟な対応が必要です。予定の変更やアレンジをすることで、印象深い思い出となり結果よかったと思える旅行になります。
日付単位でプランを決めると、行動できなかった時に1日無駄にしたと感じてしまいます。そのため、日付ごとにスケジュールを決めるのではなく、いくつかのスケジュールパターンを作っておくのがおすすめです。そして、その日の天気や気分で「今日はこのパターンで動こう」と決める方が、自分が理想とする旅行に近づけるのではないでしょうか。
おまけ:レンタカーで観光する際はこのようなところに気をつけて!
・沖縄の道路は気候などの影響もあり滑ると言われています
・ウィンカーを出さずに車線変更する方も多々見受けられる
・海外の方の運転も増えているので移動中だけでなく駐車中のトラブルも注意!
・お年寄りも運転するので速度がゆっくりな時もある
・那覇市内は通勤時間帯にバス専用レーンの交通規制がある
・沖縄は神を信仰する風習が残っていて入ってはいけない領域があるので注意
行く先々で次はどうしようと悩んでいる間に、貴重な時間が過ぎてしまうことがあります。行きたいところを明確にして前に進みましょう。スケジュールは効率よく周るための目安です。全て予定通りに行かなかったとしても、途中で発見した場所を寄り道しながら巡ることで、さらに楽しさと満足度、達成感が増して、良い旅行だったと感じるはずです。南国ののんびりとした時間を過ごすのも大切です。旅行には計画性と柔軟性の両方が求められます。今回のスケジューリングテクニックを参考にして、充実した時間をお過ごしください。思い通り終わらなかったとしても、次に行きたくなる思い出がきっとできるでしょう。
最後に、旅行中の思い出を記録しておくことをお勧めします。写真やメモを残すことで、旅の感動や出来事をより鮮明に思い出すことができますし、次の機会に行く場所も見えてくると思います。
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